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夜の帳

2010.11.20

16時過ぎ、お日様は山の向こうに、沈んでしまわれて見えない。
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久しぶりに農家の方と、話をすることが出来た。
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今年は不作で経営危機に陥っている農家も、少なくないらしい。
夏の暑さで作物の収量が激減、品質も落ちて、ビートや小麦は悪かったそうだ。
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僕は毎年失業するかもしれない期間雇用の状況だけど、農家さんも
もし日本がTPPに加盟したら離農、失業してしまうだろうと不安を漏らした。
政治的なことはネットには書かない方針なのだけど、少し書きとめよう。
主要作物のビートと、小麦の生産は消えてしまうという。
生き残れない7割以上の農家は廃業、地域を支える産業人口が消えたら
関連する運輸や土木も、街の商店も疲弊して地域が崩壊する。
僕も同感。北海道の地方は、益々衰退してしまうのではないかと思う。
政局ばかり気にしているように見える政治家さん、本当に日本の事、地方の事
頭に入っているのだろうか。
テレビを見ていると、TPPに賛成する強気の農家さんも紹介されていたけど
産業全体が衰退していった時、本当に生き残れると考えているのかなぁ。

コメント一覧

shu 2010.11.25(木) 17:03 修正

いやあ、ごもっとも。
ボクは民主党に投票したことはないけど、密かに菅さんが首相になるのが、日本にとってベターだと思ってました。
…ぜんぜん、ダメじゃーん!!!!…ね。

やっぱりビートも小麦も生き残れませんか。
ボクなんか5割増でも国内産、北海道産を選ぶことが多いけど、外国の人にとって、北海道ってブランドにならないかな。

ばぶる 2010.11.25(木) 22:05 修正

海産物、アキアジの多くは、中国に輸出されています。長いもは台湾へ輸出されています。加工品目のビートや小麦は海外物の方が圧倒的に安く、品質も良かったりするのです。ビートや小麦に変わる作物が見つかれば、展望も開けるのでしょうけど。それにビートや小麦を作るために投資しているので、作付けを止めると借金だけが残ってしまうのです。