バックカメラ
- 2016/07/15 21:05
shuさんと車に乗るたびにバックカメラは優れものだよと聞いていた。
快適車中泊に向けて荷室に棚を設けたら、後方の視界が悪くなった。
フリードスパイクには割りと新しいナビが積んであるのでバックカメラを付けられそうだ。
取り付け費用はどれくらいかかるのか知恵袋で調べてみた。
ディラーで15千円~。車用品店で8千円~。社外品ナビーメーカー推奨カメラは12千円~からあるみたいだ。
となると安く済んでも2~3万円。取り付け作業はかなり時間がかかるみたいだ。
さらに調べると取り付け作業は用品店では受けてくれなかったりもするらしい。
次にヤフオクでバックカメラを探してみた。5~6千円のカメラが色々と出品されていた。
さらに映像トランスミッターという車両後部からナビのある場所まで、配線せずに電波で飛ばす便利パーツも3千円前後で入手できると判った。
トランスミッターを使ったら自分でも出来るかも、そしたら1万円程度でなんとかなるんだ。♪
取り付け方法をググると、フリード系でDIY取り付けしている人のレポートやブログが次々出てきた。
たくさんの記事を参考にすれば、なんとかなりそうだ。
そしてamazonでバックカメラを見ると1380円からある。ヤフオクのと同じようなカメラやトランスミッターがamazonで安く買えることが判った。
amazonの購入者評価を見比べ安価なのに悪い評価が無く評判良いカメラ2499円とトランスミッター985円を注文。カメラは3日後に届いた。
トランスミッターは発送通知が届いてから2週間以上経過してまだ届かない。
どうやら海外からの発送みたい、すぐに届くものと思い込んで失敗しちゃった。
その間、取り付け方法の課題について整理した。
1.電源を取る方法
2.カメラ取付場所
3.配線のドア内側引き込み
4.後部ゲート上部への配線
5.配線の車内引き込み
6.映像線の前部への取り回し
7.ナビへの接続
1.まず電源をどこから取るか。
ギアをバックに入れた時だけ点灯するバックランプの配線から分岐する。
バックドアを開けた右側手前にあるジャッキ収納スペースにバックランプのコネクタがある。
そこからエレクトロタップで分岐すれば良いようだ。フリードの電球側バックランプ線は緑黒らしい。
現車確認すると同じ場所に同じ色のコネクタとケーブルがあった。
アースはそのコネクタの少し上にボティアースのボルトがある。現車確認するとあった。
2.カメラの取付場所
案①純正の場合はドアの鉄板に付けているようだ。この場合はカメラ位置のガーニッシュの下側を切り取る必要がある。
ガーニッシュはカメラ用の切り取り線があり、それに沿ってドリルで穴を開けてニッパで切り取りヤスリで仕上げる。
ゲートの鉄板に穴を開けると錆止め処理が必要のようだ。
案②ガーニッシュ下をくり貫いて、穴を跨ぐようなステーでガーニッシュ下側ビス固定する。
案③ガーニッシュを繰り抜かずに、外側下部にぶら下げる状態でビス固定する。
3.配線のゲート内引き込み
案① ゲートの鉄板にドリルで穴を開けて通す方法。
案② ガーニッシュの固定ピンを一つ外して、固定ピンの穴を使う方法
案③ ナンバープレートランプのカバーを削って、そこを通す方法。
4.後部ゲート上部への配線
針金でガシガシとやって上部の穴に針金の先を出す。
針金の先に紐を結んで針金を引き抜く。
通った紐に配線コードを結んで紐を引きコードを通す。
5.配線の車内引き込み
案①既存ケーブル類の通っている穴を通し同じルートでリアゲートと車体とを繋いでいる蛇腹ゴムの中を通す。大変みたいだ。
テクニックとしては潤滑スプレーをゴム管内部に吹き付け滑りを良くしてから、針金を使ってケーブル本数分の紐を通し、
紐にケーブルを結んで通すことらしい。
案②電源コードは方法①しか選択できないが、映像ピンプラグは大きいので困難が予想される。
トランスミッターを使うと難関の蛇腹ゴムを通さずに済む。
6.映像線の前部への取り回し
案①天井部から左側後部ドアの左端天井上部に針金を使って通し、左側上部を通して左ピラーを通す。
案②トランスミッターを使えば映像ケーブル配線は無用だ。
7.ナビへの接続
映像はピンプラグをナビのそれに繋ぐたけだけど、画面切替のためにバック信号ケーブルをナビに繋ぐ必要がある。
調べるとフリードはナビ裏までバック信号線のコネクタが配線されていて緑色線らしい。
エレクトロタップでそれを分岐してナビの線に繋げば良さそうだ。
トランスミッターを使う場合は、トランスミッターの電源も、そのバック信号線から取る必要がありそうだ。
カメラが届き色々と具体的に自分の方法を考た。
水がかかりにくい方が良いので、ガーニッシュの内側に取り付けるほうが良さそうだ。
となるとガーニッシュ下部の切り取り加工が必要になる。
固定場所はリアゲート鉄板部とすると鉄板にビス穴を開ける必要があるが錆処理が難しそう。
両面テープだけだと弱いだろうし、ガーニッシュに開けた穴を跨ぐようなステーは付属されて無い。
巻き上げる水がかかるけど、ぶら下げ方式しかないのかな。
ワン友ブログを見ているとき、CM欄にHONDA車用ナンバー灯一体型カメラというのが目に飛び込んできた。
なんだこれは!
これなら配線の内側に引き込むのに加工が要らない。カメラの固定場所も固定方法も悩まない。
ガーニッシュの切り取る必要もない。
価格は5千円かぁ、すでにカメラは購入済み、悩む。
評価を見てみるとナンバー球のLEDが暗いとか、切れて車検に通らなかったとか悪い評価が書かれていた。
でも似たような商品が他にも複数あって白LED2灯ついて2750円のもあるじゃん。
加工作業が大幅に無くなり、見栄えも良くなるなら追加2750円の投資も良し!と2台目カメラ追加を注文した。
これもすぐに届いた。でもトランスミッターは届かない。
ナンバープレート灯の代わりにピッタリ付くのか気になって仕方ない。
諸問題の目処もたったので、トランスミッターはとりあえず無しで作業開始。
良い感じにはまった。
朝から順調に作業、午後から雨が降り出したのは誤算だったけど
激しい雨になった時は、車内ナビ取り外し工程だったのでなんとか最後まで出来た。
で、夕方にテスト、わーい一発で映った。
角度が下向き過ぎなのは最初から妥協済み。でも違和感。
カメラの上下が逆さまのようだ。さすがは中華製。
どこかの評価でも逆に映ったとか書いてあった気がする。
返品したくても付属ケーブルを配線してるから返品出来なかったとか評価で読んだ。
先に買った未使用カメラも予備として残ってるし、ランプカメラの分解組み立てに挑戦してみようかな。