玉ねぎ選別作業の遠景。
手前に見える山は、じゃが芋のはね品です。
大きすぎたり、形が悪かったり、小さかったり緑化していたりした「じゃが芋」です。
クズ芋と呼ばれ、畑の端に雑に積まれていますが、でんぷんの原料として、工場へダンプで運ばれます。
トラクターのバケットに入っているのは、玉ねぎのはね品。
ほとんど玉が小さかったものです。
小玉「玉ねぎ」として売られる場合もあるそうですが、こちらの農家さんでは、畑のすみに掘った穴に捨て、土に埋めてしまうそうです。
「もったいない、袋に詰めて売ればいいのに」といったら
「そんな暇は無い」そうです。それも、うなづけます。
僕の親と同世代、サラリーマンなら定年退職している年齢で
後継者の居ない夫婦二人の農家では、労働にも限界があります。
はね品に出面さんを頼んでたら、コストが合いません。
おやつの時間♪14:40
出面さんの仕事は、だいたい朝7:00スタート
午前と午後に一回ずつ、おやつ休憩をします。
ミニコンをひっくり返して、イスとテーブルにして、お茶を飲みながら、お菓子や果物を摘んで、世間話をします。
出面さんの楽しいひと時です。
写真を撮らせてもらいに行った僕も
「遠慮する柄でも無いでしょ!」といわれてお茶を頂いてきました。